エンジンを降ろして、バルブの交換を行います.
本日はバンパー/エンジンフード/マフラーetcを外しました.
リア回りはパイプフレームなので取外ししやすいです.
特筆すべきはエキゾースト関連のナット類の材質の良さで,フェラーリでエキゾーストのナットがカジっていたことがありません.
ばらしながら348を観察していくと,良い所と悪い所があります.
良い点は
- デザイン
- コンパクトなV8
- ミッションの構造
- リア回りのパイプフレームによる整備性の良さ
悪い点
- 構造上ジャッキアップポイントがBピラーの真下にきますが,ここをジャッキアップすると取外しルーフの隙間が広がります.つまりその程度の剛性しか,このモノコックはありません(パイプフレームのリア回りはこのジャッキアップポイントより後ろなので,剛性に加算されない)
- 作りが安い
456では標準のブレーキダクトが無かったり、天井がファブリックだったり,そこかしこにコストダウンな感じの処理が
- リアのパイプフレームが重要な部分も含めてほとんどボルト接合(これって剛性面でどうなんでしょ.
オーナーさんの夢は膨張を続けており,目標は「高速道路から碓氷バイパスあたりまでのコーナーで気持ちよく曲がれるようにすること」となっています.
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