コンプレッサー死亡
ミノルさんが我慢できずにミノル号に乗りに来た日にエアコンが効かなくなりました。一時間前まできっちり効いてたのに。
調べると、コンプレッサーのヒューズが飛んでます。
分解していって,コンプレッサーの電磁クラッチの配線を取り出して、測ってみると90Ωあります。通常は3Ω少々のはずなので,電磁クラッチご臨終。
普通はリビルドコンプレッサーアッセンブリーか新品で交換ですね。
なんとか電磁クラッチだけの供給がないものか,探しています。
世界中を探しまわり、とっても怪しいですが,電磁クラッチ&プーリーのみの供給をしてくれるサプライヤーを発見。
オーダーするも「在庫無い」「作ってる」
大丈夫かいな?
でも,到着しました。
なんか,ぱっと見は適合しそうだけど,どうなんでしょう。
今、作業しています。
装着はできました。
が,ちょっと問題発生。
プーリーの位置が2mmくらい,微妙にずれています。
ベルトも装着できるし,きっと,ほっといても動くと思うんですが、
フェラーリがそんなことではいけません。
ということで,微調整しています。
ワッシャーを使って、コンプレッサーの位置を調整し,プーリーの形状が微妙に変わった為に接触するベルトのアジャスト金具の台座部分を2mm程削って、装着完了しました。
テスト運転も問題無く、ヒューズの過熱や断線も発生しませんでした。
後は分解した部品を組み付けるだけです。
エンジンルームの組み立てが完了しました。
分解したついでにエンジンルームの上を這っていた電動ファンの配線(この車は大型ラジエターとそれに対応した電動ファンが付けられています。)をエアクリーナーボックスの下に配管に添って配置して見えないようにしました。
テスト走行の結果も上々です。
ちゃんとエアコンが仕事してますし,異音等の不具合もありません。