パワーウィンドウスイッチ

新規製作パーツ
新規製作パーツ

運転席側のパワーウィンドウスイッチが「グラグラする」とのことでした.
最初は「台座のフレームが剥がれているのか?」と思っていましたが、
取り外してみると、スイッチ本体が、ちゃんと組み立てられておらず、
以前に分解した形跡があり、しっかり組み立てしないで車両に組み込んでしまった様子.

しかも、無理に組み立てたらしく、レバー部分の足が折れていました.

更に、内部のスプリングに付く部品が一個行方不明になっていました.
さすがにこの部品だけでパーツは出ないので「丸ごと交換か?」と思いましたが、「19800円+納期二週間」とのことだったので、欠損部品を製作することにしました.
図面を作って、加工屋さんに御願いして、本日「出来上がった」と連絡を受けたので引き取りして、組み付け、完成となりました.

折れた足は瞬間接着剤で位置出しして接着し、エポキシパテで周囲から補強しておきました(組み付け時に横向きに強いチカラが加わる為)

組み上がりは完璧.
しっかり、普通に動くようになりました.

ちなみにこの年代のフェラーリのスイッチ類はメカニカル部分がアルファロメオ用で、その台座の上にオリジナル設計のレバー部分を被せて使う設計になっています.
電気的に故障したらアルファロメオ用を探せば使い回しできるかも.

折れたレバー部品
折れたレバー部品
無理に組み立てて変形した爪部分
無理に組み立てて変形した爪部分
本来あるべき部品
本来あるべき部品
完成
完成