カプラーも違う:
456GTのエンジンルーム内のカプラーは言わずと知れたBOSCH製.
これがよく見ると、国産とは結構違う.
まず、中身の端子の固定をしている抜け止めのカエシが国産(日産)の場合1箇所なのに対して、上下二箇所になっている.
また、カプラーは工具を使わずに指で所定の場所を押せば軽く外れるようになっており、押す場所は必ず金属製になっている
国産の場合は、「生産ラインで装着すること」は考えているが、整備現場で取り外すことは考えていない.
BOSCH製は「取り外す前提」で設されている、端子は国産が「固定できること」を考えているのに対して、BOSCH製は「抜けない」ことを前提として考えている.
カプラー一つでも色々と発見することがある.
456を触る程、「整備しやすく考えてある」と思う.