リアフェンダー
リアフェンダーの修復に取り掛かりました。
一番ひどい部分を切り取り、Cピラーに及んでいるシワを戻して、追加部分をフェンダー部だけで済ませられるようにします。
フェンダー自体は他車からFRPでコピーして装着します。
この作業を円滑にする為にインナーフェンダーも取り外しました。
柔らかいFRPで制作されているので細かい部分に分かれて取れました。
ドナーを入手したので、フェンダーのつなぎ目を確認しています。
リアフェンダーリベット剥がし
部品取り車両からリアフェンダーを取り外します。
全てのリベット、溶接、接着、コーキング、メルトシート、枕頭鋲、を取り外し、
インナーフェンダー、リアフェンダー、トランク床面、サイドガラス、リアガラスを取り外します。
こちらでリサーチして修理車両の参考にします。
456は物凄くパテが厚いです。
アルミで製作する意味が無いと思うくらい。
フェランを使った異種金属溶接は溶接としては弱いです。
隙間にタガネを打ち込むと剥がれてしまいます。
フェラーリ全般に言えることですが、上屋に構造材がありません。
また、外皮は応力を受けない構造なのでデザインを変えたり、屋根をカットしても構造変更の申請は必要ありません。
オーバーフェンダーを付けてフェンダーをカットしても、車幅の変更申請は必要でも構造計算の申請は必要ありません。