アライメント

456GT
456GT

デジタル傾斜計で左右を測ると、運転席側が立っています.
(助手席側がネガキャン)
運転席側が外減りしている原因と考えられます.
(数値自体は0.7度です.規定値は1.0度.助手席側は1.7度)
そこで、まず、運転席側を倒して、左右1.7度にして様子を見ます.
そうすると、ハンドルが左に持って行かれるようになりました
(リアも左右のキャンバー数値を合わせてある)
そうなると、タイヤの倒れ込みは一緒でトーインは左右が合算されるので、
キャスターが違っているのはないかということになりました.

キャスターを揃えようとしたら、運転席側の調整シロが目一杯だったので、
助手席側のキャスターを減らす方向で調整して試走します.

そうすると、良くなりますが、癖が消えません.

そこで、左右ともキャンバーを規定値付近まで戻して、キャスターの調整シロを作り出して、キャスター調整をすることとし、キャンバーを戻すと、癖は消えましたが、直進性にもう一味欲しい感じ(キャスターが立っている為)
そして、キャスターを増やすように追加調整すると、

良い感じになりました.

最後に暫定で取り付けてあったステアリングのセンターを出して、終了です.

かなり気持ち良い感じになりました.